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40代・50代の肌に合うベースメイクの仕上げ術|崩れにくく、ツヤと透明感を両立するテクニックとおすすめアイテム

年齢を重ねた肌は、水分・油分のバランスやキメが変化し、若い頃と同じベースメイクでは「乾燥による崩れ」や「厚塗り感」が出やすくなります。ここでは、40代・50代の肌に寄り添う“保湿力・持続力・ツヤ感”を同時に叶える下準備と仕上げテクニック、そして選ぶべきアイテムの基準を、実践的に解説します。肌に優しく、時間が経つほど「きれい」を更新していく設計に整えましょう。

仕上がりを左右する下準備

 

メイク前の2〜3分の仕込みで、崩れ方もツヤの質も大きく変わります。ポイントは「角層をうるおし、表面をなめらかに整える」こと。

  • 化粧水は重ねづけ:手のひらで押し込み、頬・目元・口まわりはもう一度重ねて「もちっ」と吸い付くまで。
  • 保湿美容液で水分のフタ:ヒアルロン酸やセラミド配合など、粘度が高すぎないタイプを薄く全体に。
  • クリームは点置き:頬の高い位置・口角横・目尻下に米粒大を置き、内→外へ薄く。Tゾーンは極少量。
  • 日焼け止めは均一に:顔全体でパール2粒目安。フェイスライン・こめかみの塗り残しに注意。

化粧下地の選び方と塗り分け

下地は「保湿系」をベースに、部分的に「皮脂コントロール系」を重ねる“ハイブリッド使い”が効果的。全顔をマットにすると厚ぼったく見えるので、ツヤを残す設計が鍵です。

  • 全顔:保湿・色ムラ補整ができるツヤ系下地を薄く。くすみが気になる日は血色を足すベージュ〜ピンク系を。
  • Tゾーン:小鼻・眉間のみ皮脂抑制下地を米粒以下で。毛穴の向き(縦毛穴)に沿って“くるくる→すべらせ”で密着。
  • 頬の高い位置:パールレスのツヤ下地を米粒1つ分。後のファンデが少量で済み、透け感が出ます。

ファンデーションは“面”より“点”で置く

厚塗り感を避けるには、塗り広げる量を意識して「必要なところに必要なだけ」。リキッド・クリーム派もクッション派も考え方は共通です。

  • 置き方:頬の三角ゾーン(黒目外側〜小鼻横〜こめかみ)に点置きし、内から外へごく薄くのばす。
  • 量の基準:ポンプなら半押し、クッションは1タッチを顔全体の半分に。足りなければ頬中心に追い足し。
  • 境目処理:フェイスラインはスポンジの“残り”でなじませ、首に向かってフェード。線を作らない。

コンシーラーは“色”を先に合わせる

カバー力で選ぶ前に、悩み別に色相を合わせると少量で済み、厚みが出ません。

  • くま:青みが強いならオレンジ〜サーモン、茶ぐまはピーチ〜ベージュ。目尻側から点で置き、境目だけたたく。
  • シミ・色ムラ:自肌に近いベージュで“のせて3秒待つ→トントン”。必要なら極小の筆でピンポイントに。
  • 小鼻の赤み:黄み寄りのベージュを薄く。毛穴の向きに沿って押し込み、表面はスポンジでフラットに。

ツヤと透明感を仕込むハイライト設計

40代・50代のツヤは「面でギラつかない透けツヤ」。ラメよりも微細パールorパールレスのクリーム系が失敗しにくいです。

  • 入れる位置:頬骨のCゾーン、鼻根、唇の山の外側。毛穴が気になる小鼻横は避ける。
  • 順番:リキッド・クリームファンデの後、パウダー前に。指の腹で“置く→外側へぼかす”。
  • 色選び:黄み肌はシャンパン、ピンク寄り肌はペールピンク、ニュートラルはアイボリーがなじみやすい。

おすすめアイテムの選び方ガイド

具体名にこだわるより「配合・質感・機能」で選ぶと失敗が減ります。ドラッグストアでも十分に揃います。

  • 保湿下地:セラミド・スクワラン・グリセリン配合。パール“控えめ”で、手の甲でツヤが均一に見えるもの。
  • 皮脂コントロール下地:シリカや皮脂吸着パウダー入り。アルコール強めが苦手なら敏感肌対応を。
  • ファンデ:薄膜で伸びるリキッドorクッション。カバーは“コンシーラーで補う”前提でシアー〜ミディアムを。
  • コンシーラー:色補正系(オレンジ/ピーチ)+肌色系の2本持ちが最強。筆先が細いタイプが便利。
  • ハイライト:ノングリッターのクリームorリキッド。肌と一体化して見える“水光”系を。

ツールで仕上がりを底上げ

指だけよりも、スポンジとブラシを併用すると密着度と薄膜感がアップします。

  • 水ありスポンジ:しっかり濡らして硬く絞り、トントン置きで余分を回収。粉っぽさを消して内側からのツヤに。
  • デュオファイバーブラシ:薄く均一に伸ばすのに最適。小刻みに揺らしてストリークを防止。
  • ポイント用極細筆:シミや小鼻の赤みなど、ピンポイントの精度が段違いに。

リップメイクは“顔の印象”を左右する最重要パーツ

40代・50代になると、肌のくすみやハリ不足だけでなく、唇の色・形・質感にも変化が現れます。だからこそ、リップメイクは“若見え”の鍵。ほんの少しの工夫で、顔全体の印象が明るく、華やかに変わります。

今回ご紹介した5つのアイテムは、どれも年齢肌にやさしく、使いやすさと仕上がりの美しさを両立したものばかり。まずは1色、1本から試してみてください。口元が整うと、鏡を見るのが楽しくなり、気持ちも前向きになります。

この記事を読んだあなたへ

リップメイクは、単なる“色を足す”だけではありません。縦ジワをふっくら見せ、くすみを補正し、輪郭を整えることで、肌全体の印象まで引き上げてくれる力があります。

40代・50代の唇に必要なのは、“なじみの良い色”と“潤いのある質感”、そして“にじみにくい設計”。それらを叶えるアイテムを選び、丁寧に塗ることで、自然な若々しさが手に入ります。

次回予告

次回は「40代・50代の肌に合うベースメイクの仕上げ術|崩れにくく、ツヤと透明感を両立するテクニックとおすすめアイテム」をご紹介予定です。メイクの完成度を高める仕上げのひと工夫、ぜひチェックしてみてくださいね。

この記事が、あなたのリップメイク選びの参考になれば嬉しいです。毎日のメイクが、肌と心を整える時間になりますように。

 

40代・50代の唇にこそ、やさしい彩りを

年齢を重ねた唇は、若い頃とは違う魅力を持っています。ふっくらとした質感、柔らかな色合い、そして言葉を紡ぐたびににじみ出る人生の深み——それらを引き立てるのが、丁寧なリップメイクです。

「もう口紅は似合わないかも」と感じる日があっても、ほんの少しの工夫で印象は大きく変わります。くすみをやさしく補正し、輪郭を整え、ツヤを足すことで、唇は再び“話したくなる口元”に。自分の言葉に自信が持てるようになるのです。

メイクは“自分を整える時間”

忙しい毎日の中でも、鏡の前でリップをひと塗りする時間は、心を整えるひととき。肌に触れることで、自分をいたわる気持ちが生まれます。メイクは誰かのためではなく、自分自身のためにするもの。唇に色をのせることで、気持ちまで前向きになれるのです。

40代・50代のメイクは、“隠す”より“整える”。そして“飾る”より“引き出す”。あなたの唇が持つ本来の美しさを、やさしく引き出すリップメイクを、ぜひ楽しんでください。

あなたの唇が語るもの

唇は、言葉を伝える場所。笑顔をつくる場所。そして、気持ちを届ける場所。だからこそ、リップメイクには“自分らしさ”が宿ります。どんな色を選ぶか、どんな質感をまとうか——それは、あなたが今どんな気持ちでいるかの表れでもあります。

この記事が、あなたの唇にそっと寄り添うヒントになれば嬉しいです。年齢を重ねた唇にこそ、やさしい彩りを。あなたらしいリップメイクで、毎日をもっと心地よく、美しく。

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